いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

狭心症
心臓は一日中休みなく十万回も収縮を繰り返します。心臓の筋肉を栄養する冠動脈が動脈硬化で狭くなると、運動時に十分な血液が供給できず、胸が締めつけられます。これが狭心症です。人によっては冠動脈にけいれんが起こり発作となることもあります。ニトログリセリンをなめるとすぐに症状がとれます。冠動脈の状態は血管造影で確認され、必要に応じて風船で拡張したり、ステントという網状のチューブを入れて治療することも多いです。バイパス手術が選択されることもあります。
 狭心症が日に何度も起こったり、痛みが取れにくい、ニトロ剤が効かないなど狭心症が不安定となると、心筋梗塞へ移行しやすいので、早めに専門医に相談しましょう。発作がないときの心電図は正常なことも多いので、発作をとらえるため運動負荷も行われます。
 狭心症の発作が三十分以上続くことは、まずありません。痛みがとれず、
冷や汗や脂汗が出たり、顔色が悪いときは救急車を呼んだほうが良いです。
すでに心筋梗塞になってしまったかもしれないからです。

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