いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

川 崎 病
Q 川崎病はどんな病気ですか。
A 昭和四十二年に川崎富作医師によって日本で初めて報告された病気で、
川崎病と呼ばれています。主に四歳以下の乳幼児に何の前触れもなく発熱で発病し、四〜五日の間に手足の発赤や腫れ、体の発疹、目の充血、唇や舌の発赤、首のリンパ節の腫れの主要症状を来たす病気です。BCGを受けたところの発赤や回復期に手足の指先から皮がむけてくるのも特徴です。
Q 原因は何ですか。
A まだ分かっていませんが、全身に血管炎が起こってしまうことが分かっています。心臓を養っている冠動脈に病変が起こることが問題となります。
Q 川崎病は多いのですか。
A 昭和四十五年から二年に一度全国調査が行われ、平成十四年は八千八百三十九人でした。昭和六十二年以後、子どもの数が減少しているにもかかわらず患者数は増加し続けています。
 年齢では、生後九〜十一カ月が最も多く、二歳までで三分の二を占め、年齢とともに減っていきます。〇〜四歳児では約七百人に一人の頻度です。まれに大人でも発病することがあります。
Q どんな治療が行われるのですか。
A 原因は不明ですが、血液製剤であるガンマグロブリンの大量療法と血小板の働きを抑えるアスピリン内服が有効です。心臓の冠動脈に異常が起こることが問題で、心臓超音波検査が行われます。入院治療が必要で、二週間前後の入院が必要です。

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