いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

心筋梗塞
狭心症で命を失うことはまずありませんが、心筋梗塞は、なった直後に悪性の不整脈から心臓まひとなるなど、危険を抱えるだけに怖い病気です。命を落とす人の半分は病院にたどり着く前の処置の良否によって決まるので、まず救急車を呼ぶことが救命の第一歩となります。家族の心臓マッサージで命が助かった例もあります。救急車が来るまでが勝負です。
 このような方々の冠動脈は、動脈硬化で狭くなった部分が血の塊り(血栓)で詰まっており、なるべく早く血流を再開することが求められます。血栓をチューブを用いて吸引したり溶かしたり、さらに狭い血管を拡げたりすることで、心筋梗塞をなるべく小さくする努力がなされます。うまく救命されたとしても、すぐには社会に戻れません。リハビリをして再発を予防しなければ意味はありません。生活習慣病が心筋梗塞を招いたことに反省し、可能な限り危険因子を除去しましょう。一病息災との例えもあります。かえって長生きする可能性だってあります。自分は絶対健康だ、倒れるはずがない、そう言っている人が一番先に逝くことがあります。

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