いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

熱性けいれん(ひきつけ)
Q 熱性けいれんはどのような病気ですか。
A 乳幼児期に三八度以上の発熱に伴っ て起こるけいれん発作で、原因となる異 常が認められないものです。生後六カ月 から六歳まで、特に一〜三歳に多く、突 然の眼球上転や一点凝視、全身のけいれ ん、意識消失の状態が数分続いて自然に 回復するものです。
 日本人に多く、乳幼児の約一〇%に起 こり、二回以上反復するのは三〇%、三 回以上反復するのは九%とされています。
Q けいれん時どうすればよいですか。
A けいれんが起こってもそのまま命に かかわることはありません。慌てないで けいれんの様子を観察してください。時 計を見て、何分続いたか見てください。 舌を噛んだりはしませんから、口の中に 指や物を入れないでください。
 吐き気があるときは、顔や体を横向き にして、吐物を口から出してください。  多くは数分で自然に止まり、意識も回 復します。けいれんを伴う発熱では神経 の病気のこともあり、医師の診察を受け てください。十五分以上止まらない場合 には、すぐに受診してください。
Q てんかんとの違いは何ですか。
A 熱性けいれんでは脳波の異常はあり ません。けいれんの十五分以上の持続、 二十四時間内の反復、体の片側だけのけ いれん、再発が多い場合にはてんかんの ことがあり、検査が必要です。
Q 予防はできますか。
A 熱の出始めに、ジアゼパム坐薬を八 時間おきに二回入れることで予防が可能 です。

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