いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

テレビ・ビデオの害
Q テレビやビデオなどのメディアが子どもに発達障害を起こすことがあるといいますが、どういうことですか。
A 子ども、殊に乳幼児が長時間、反復してテレビやビデオを見ることにより、言葉や精神の発達に障害を起こす危険があることが明らかになりつつあります。子どもの言葉や精神の正常な発達には、親と子の双方向性の応答が必須であり、一方的なテレビやビデオでは、言葉や人間らしいコミュニケーションのとり方を育てることは不可能なのです。わが国では文部科学省の調査で、注意欠陥多動性障害や学習障害などの軽度発達障害の子どもは六・三%に上るとされています。
Q どんなことに注意すれば良いのですか。
A 日本小児科医会や日本小児科学会では子どもを守るために、次の六つの提言をしています。@二歳以下の子どもには、テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう。内容や見方によらず、言語発達が遅れる危険性があります。すべてのメディアへの総接触時間は二時間以内とし、テレビゲームは三十分までを目安としましょう。Aテレビはつけっ放しにせず、見たら消しましょう。B乳幼児にテレビ・ビデオを一人で見せないようにしましょう。C授乳中や食事中はテレビをつけないようにしましょう。D乳幼児にもテレビの適切な使い方を身につけさせましょう。E子ども部屋にはテレビやビデオを置かないようにしましょう。

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