いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

子どもの事故
Q 子どもの事故はどれくらいあるのですか。
A 日本では、一歳から十四歳の子どもの死亡原因の第一位は事故によるものです。交通事故が最も多く、次が溺水で、窒息、転落・転倒などが原因となっています。五〜六歳児では約半数が、けがや事故で受診したことがあり、一歳で一七
%、一歳半で一三%、二歳以上の幼児では一〇〜一二%が誤飲を経験しているという調査結果があります。子育てでは、病気と同様に、 事故への注意が欠かせません。
Q どんなことに注意したらよいのでしょうか。
A 子どもの発達段階により注意点が異なります。乳児期では寝返りや手を使えない三・四ヵ月までは吐いた物や柔らかい布団による窒息に、寝返りができ、手が使えて何でも口に持っていくころは誤飲による窒息・中毒や高い所からの転落に、這い這いやつかまり立ちができるようになるころは誤飲や転落のほかに、熱傷、風呂場での溺水に注意が必要です。
歩き回れるようになり、何でも自分でしたがり言うことを聞かなくなる一〜二歳代では、段差を利用して高い所に上っての転落、転んでのけが、飛び出し事故、
硬貨などの誤飲、刃物や日用品でのけがや熱傷などに注意が必要です。
年長児では、家の中だけでなく家の外での交通事故、転落、溺水、刃物やおもちゃでのけが、火遊びに注意が必要となり、予防のためには普段からのしつけが最も大切です。