いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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膝のお皿

 膝のお皿の骨を膝蓋骨(しつがいこつ)と呼びます。体重を支える骨ではありませんが、膝関節を伸ばす働きのある大腿(だいたい)四頭筋(しとうきん)が膝蓋骨に着いていて、重要な骨です。硬い床に膝を着くような転び方をした時に骨折することがあります。駐車場の車止めのブロックにつまずいて骨折した例が、かなりあります。折れたところが離れていないときは、ギプスで固定して治りますが、筋肉に引っ張られて離れてしまうことが多く、この場合は手術で固定することが必要です。
生まれつき膝蓋骨が二つあるいは三つに分かれている方が時々います。分裂膝蓋骨といい、骨折と間違えられることがあります。
小学校高学年から中学生くらいで、スポーツをした後に、膝蓋骨から少し下の部分、脛(けい)骨(こつ)粗面(そめん)が痛くなる人がいます。オスグッド病という大げさな名前がついていますが、大変な病気というわけではありません。この部分には成長期に骨端線という成長するための軟骨が存在するために、激しい運動をすると痛みが出ます。痛みのあるときはスポーツを控えること、予防としてはストレッチが有効です。

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