いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

肺がん 2
Q 肺がんの症状はどんなものですか。
A 咳や痰、胸痛、喘鳴、息切れ、ときに血痰と、肺内の発生場所によってさまざまで、肺がんに特異的な症状というのではなく、呼吸器疾患のほとんどに共通する症状です。むしろ症状が出てからでは手遅れのことが多いのです。
Q どうしたら早期に発見できますか。
A 毎年、できれば二回は胸のレントゲン写真を撮ることです。職場の健康診断や市の肺がん検診を受けることをお勧めします。早期発見は、検診や他の病気で医療機関を受診したときに撮られるレントゲン写真で偶然発見されることがほとんどです。早い時期であれば手術で完全に治癒することが望めます。
Q 手術が出来ない場合はどうですか。
A 診断が確定したときの年齢や基礎疾患、発生場所、組織型によっては、手術ができないこともあります。この場合は、化学療法といって抗がん剤を組み合わせて点滴静注する方法、放射線を照射する放射線療法があります。手術療法ほど根治は望めませんが、延命効果はかなり期待できます。
また、手術が困難なほど広がった腫瘍が化学療法で縮小し、手術ができるようになりました。あるいは放射線療法を組み込むことで、予想以上の延命が得られることがあります。詳しくは呼吸器専門医やがん治療専門医に相談されることをお勧めします。