いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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健(検)診を定期的に受けましょう

 健(検)診を定期的に受けておられるでしょうか。健診は受診者の健康状態を特定し、異常があれば生活習慣を改善して病気の予防を図ろうとするものです。一方、検診はがん検診に代表されるように、標的とする病気を早期発見・早期治療することにより、その死亡率を減少させようとするものです。
 いわき市では健診に相当する基本健康診査と、胃、子宮、肺、乳、大腸の五つのがん検診が行われています。しかし長年にわたって受診率の低い状態が続いており、平成十五年度の基本健康診査は二五.一%と県平均の四七.一%の約半分でした。また五つのがん検診の受診率も七%から一七%と県平均の1/4から 2/3であり、国が死亡率減少効果があるとして目標にしている三〇%には遠く及びませんでした。
 健(検)診受診率の低さを反映するかのように、同年度のいわき市のがん、心疾患、脳血管疾患の死亡率は県全体の死亡率を上回っており、特にがんの死亡率は県内十市の中では喜多方市に次いで高率でした。こうした生活習慣病で亡くなる人を減らすためにも、もっと多くの方に定期的に健(検)診を受けてもらいたいと思います。
 なお、健(検)診は受けただけで終わりではなく、必ず受診した医療機関あるいはかかりつけ医で事後の生活指導を受け、今後の健康増進に役立てるようにしましょう。

(注)本文二六行中、県内十市とあるのは、平成十五年度のデータに基づくためです。

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