いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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逆流性食道炎

Q 食事の後に「むねやけ」がすることがありますが、病気ですか。
 逆流性食道炎という病気の可能性があります。正常では胃と食道の境目の筋肉の働きで、胃の中の食べ物や胃酸が、食道へ逆流することのないように調整されています。この筋肉が緩んでしまうと逆流が起こり、食道の下部に炎症や潰瘍(かいよう)が生じる病気です。
Q どんな症状ですか。
A 最も多い症状は「むねやけ」です。げっぷ、つかえ感も多い症状です。また咳(せき)や息切れ、動悸(どうき)など肺や心臓の病気に間違われやすい症状が出ることもあります。重症では出血や食道が狭くなり、食物摂取が困難になることがあります。病気を繰り返しているとガンが発生する危険もあります。
Q どんな診断法がありますか。
A 訴えられる症状と内視鏡検査から診断します。内視鏡で食道粘膜の炎症の程度や食道と胃の境目の筋肉の締まり具合などを観察します。
Q どんな治療法がありますか。
A 日常生活において、腹圧を上げる原因となる肥満や便秘を解消すること、また食べ過ぎ、刺激や高脂肪の食事摂取の制限も大切です。その上で胃酸の分泌を抑える薬を飲むことで、ほとんど症状は消失します。

  症状に心当たりがある方は、内科を受診されて、適切な診断と治療を受けるようにしてください。