いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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胃潰瘍

Q 胃の検査で潰瘍(かいよう)ができていると言われました。どういう病気ですか。
 潰瘍とは胃液という強い酸の刺激によって胃や十二指腸の組織が傷ついて内側からえぐられた状態をいいます。病気が進むと出血したり、胃袋に穴があいてしまったりすることもあります。
自覚症状で最も多いのがみぞおちの痛みで、吐き気や食欲不振などを伴うこともあります。出血した場合は血を吐いたり、黒い便が出たりすることがあります。そのときは、すぐに病院での治療が必要です。
Q どんな原因で起こるのですか。
 ストレス、アルコール、ニコチン、消炎鎮痛剤の服用などが原因で起こることがありますが、最も多いのは胃の中に細菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)が住みついて胃炎が起こり、そこにストレスなどの因子が加わって発症するパターンです。
Q 診断と治療はどうなりますか。
 検査方法はバリウムを飲むレントゲン検査と、胃カメラを口から挿入する内視鏡検査があります。
治療は基本的には飲み薬で改善しますが、出血したり胃に穴があいてしまったりした場合は、病院での専門的な治療が必要です。ただし、潰瘍は再発することが多いため、ピロリ菌がいる場合は、除菌療法を行うことで再発を予防することが可能です。