いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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病診連携時代のかかりつけ医

 病診連携といってもまだ耳慣れない方も多いかと思われますが、診療
所と病院が協力して患者さんを中心に診療するシステムです。
 例えば、単なる腹痛、ちょっとしたかぜ症状で大病院にかかるのも気が引けてしまうようなとき、自分で家庭の医学書などをひも解くのも結構ですが、逆に重い病気が目に入り、それだけで気が滅入ってしまうことにもなりかねません。こんな時はか
かりつけ医と気軽に相談すれば、多 くは気のせいであったことが分かり気分も落着くかと思われます。逆にささいな心配事の中から、専門医に診てもらわなければいけない病気が見つかることもあります。このような時、かかりつけ医から専門医へ紹介状があれば、その流れに沿い診療が効率的に進められます。さらに病院によってはこのような紹介状という文書の情報だけではなく、病院の医師とかかりつけ医が共同で診療に参加するシステムを採用しているところもあります。入院中専門性の高い医療を受けながら、かかりつけ医
に入院中の不安なこと、退院後のことなどを相談できるわけで、診療に、より継続性と安心感が生まれます。
 退院後のメリットは、病院よりかかりつけ医に入院中の経過、退院後の治療の要点が紹介状で伝えられ、ここでも診療が途絶えることがありません。
 以上がこのシステムの概要です。
二十一世紀は患者さんが自分で医療施設を探してさまよう時代から、病診連携を利用してこのシステムを育てていく時代かと思われます。

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