いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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いわきに多い?翼状片

 「よくじょうへん?」聞き慣れない病名のためか患者さんに聞き返されることもしばしばの翼状片ですが、これは結膜(しろめ)から角膜(くろめ)の中央に向かって肉片のようなものが三角状にのびていく病気です。原因ははっきりわかってはいませんが、屋外労働者や高地や海辺に住む人に多く見られるので、紫外線が主な原因ではないかと考えられています。そういう意味では、サンシャインいわきは翼状片の発症率が高い地域ではないかと考えられます。日常の診療でもそのような印象を受けます。
 予防法は紫外線をなるべく避けること。紫外線の強い日の外出にはサングラスを着用するのもひとつの手でしょう。薬で進行を抑えることはできませんが、充血やゴロゴロ感があるときは眼科医に点眼薬を処方してもらうといいでしょう。また定期的に眼科医の診察を受け、翼状片が瞳孔にかかる前に手術を受けましょう。瞳孔にかかってから手術を受けたのでは、角膜に残ったにごりで視力が回復しません。手術は局部麻酔で二十分程度の時間でできます。また入院の必要はなく、健康保険が適用されます。手術を受けても再発することがありますが、この場合は再手術をします。再発の傾向は、初期のものほど、また若い人ほど高いようですので手術時期の決定には十分な検討が必要です。
 気になる方は、一度お近くの眼科医にご相談されることをおすすめします。

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