いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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脂肪肝

Q 脂肪肝とはどのような状態ですか。
 脂肪肝は、肝臓に中性脂肪がたまり過ぎた状態です。中性脂肪は肝臓でつくられる、人間が生きるために重要なエネルギーですが、使われるエネルギーよりつくられる中性脂肪が多いと、脂肪肝になってしまいます。脂肪肝自体は自覚症状に乏しく、命にかかわるような重大な病気ではありませんが、時に肝機能障害を惹き起こし、肝硬変や肝臓癌の原因にもなり得ます。また、肥満に伴うことが多く、糖尿病や高脂血症を合併するなど、健康を害する状態と考えられます。
Q どうして脂肪肝になるのですか。
 脂肪、糖分、アルコールなどの取り過ぎ、肥満などが主な原因です。つまり、脂肪や糖分の制限、禁酒によって脂肪肝は予防や治療が可能です。しかし、無理な食事制限で脂肪肝になることもあるので、定期的な検査が重要となります。
Q どのような検査がなされますか。
 血液検査や腹部超音波検査などが行われます。血液検査には肝機能検査、コレステロールや中性脂肪などの脂質検査、血糖測定などがあります。ウイルス性肝炎を否定するため、肝炎ウイルス検査を行うこともあります。腹部超音波検査では、腹部に超音波発振器を当て、モニターに肝臓の状態を映し出して調べます。これらの検査を定期的に行って、肝臓の状態を確認することが大切です。