いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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火傷に気をつけましょう

 寒くなってくるとストーブなどを使うことが多くなってきます。油断していると、やけどをしてしまうことがあります。特に小さな子どもがいるときには注意してください。大人はストーブが危ないということを知っていますが、小さな子どもには分かりません。最近はファンヒーターの吹き出し口でやけどをする子どもをよく診ます。
 やけどをしたときにはまず冷やしてください。流水で三十分以上が目標です。水疱(すいほう)ができているときは、皮膚科か形成外科で相談してください。
 やけどはその深さによって四つに分けられ、それぞれ治療法が異なります。一度は皮膚の表面のみの発赤で、特に治療の必要は無く、痛みがあるときには軟膏(なんこう)を使います。浅い二度は水疱を形成しますが、皮膚を再生する細胞にはダメージが少なく、二週間程度で皮膚が再生します。治療は軟膏や皮膚の代用になるシートを貼るなど保護が中心になります。

深い二度は皮膚を再生する細胞までダメージが及ぶもので、治るのに二週間以上かかり、ケロイド状になります。皮膚の移植が必要になることもあります。三度は水疱にはなりませんが毛根など皮下組織までダメージが及ぶ深いものです。死んだ皮膚の切除と皮膚の移植が必要になります。

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