いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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低温やけどに気をつけて

 やけどは高温で起きるものだけではなく、低温やけどといって比較的低い温度で起きるやけどもあります。
 低温やけどは約五十度以上で起きる可能性があり、カイロやハロゲンヒーター、こたつなどが原因になります。五十度くらいでも長い時間熱を受け続けると、細胞が死んでしまいます。
高齢者、麻痺(まひ)のある人などがなりやすく注意が必要です。本人が気付かないこともあり周囲の人が注意してください。最近は使い捨てカイロでのやけども多く若い人でも起きることがあります。
 低温やけどは下肢や背中に多く、やけどしても気が付かれないことがあります。皮膚潰瘍(かいよう)になって初めて気が付く人もいます。また低温やけどは深くなりやすく、高齢者に多く、ほかの病気を合併する場合もあり、治療には時間がかかります。
 治療は、死んだ組織を切除して皮膚を移植することもありますが、合併症のため手術できない人も多く、軟膏(なんこう)などで治療します。毛細血管の血流を増加させる軟膏、肉を盛り上げる因子を含むスプレーがよく使われます。
比較的低い温度でもやけどになることがありますので、特に冬場は気を付けてください。

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