いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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急性膵炎

Q どんな病気ですか。
A 膵(すい)臓は、食べ物を分解するいろいろな消化酵素を作り、膵液として十二指腸へ分泌しています。
お酒の飲み過ぎや胆石、このほかに高脂血症やウイルス感染などが原因となって、膵液の流れが妨げられてしまうと、膵臓自身が酵素で障害されて膵炎が引き起こされます。
Q どんな症状がありますか。
A 最も多い症状は上腹部痛です。痛みの場所はみぞおちから左あばら骨の下で、しばしば背中にも広がります。痛みの程度は軽い鈍痛から、じっとしていられないほどの激痛まであります。しかし、症状のみでは胃腸の病気と見分けることが困難なこともあります。
Q 早期診断方法はありますか。
A 腹部症状に加えて、血液検査で膵酵素の一つであるアミラーゼの上昇があれば、膵炎が強く疑われます。そして腹部超音波やCT検査で膵臓の腫(は)れの程度を確認します。
Q 特に注意することはありますか。
A 重症膵炎では、治療が遅れると生命に関わることがあります。発病後四十八時間以内に、適切な治療を開始することが大切です。

膵炎を心配された時には、すぐに消化器専門医の診察を受けてください。

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