いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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膵臓がん

Q どんな病気ですか。
A 膵(すい)臓は胃の後ろにあり、長さが二十a前後、厚みは数a程度の細長い臓器です。食べ物を消化する酵素や血糖を調整するホルモンなどを作っています。ここに発生するのが膵臓がんです。近年では男女ともがんの第五位で、増加傾向にあります。
 どんな症状がありますか。
 膵臓がんに特有の症状はなく、初期には無症状のことが多いです。病気の進行に伴い。腹痛や背部痛、下痢、体重減少、血糖異常、黄疸(おうだん)などが出現してきます。
 どんな検査で発見されるのですか。
 腹部超音波やCTで最初に発見されていることが多いです。また、血液検査で膵酵素や肝機能異常を認めたり、腫瘍(しゅよう)マーカーの測定が有用なことがあります。しかし、お腹の深い所にあり、すぐ近くに重要な血管や神経があることから、膵臓がんの早期診断や治療は困難なことが多いのも事実です。
 特に注意することはありますか。

 急性膵炎や糖尿病の悪化が、膵臓がんで起こることがあります。またアルコール多飲、喫煙、動物性脂肪やタンパクの過剰摂取、肥満も危険因子とされています。このような方は、膵臓も含めた検査を受けて頂くのが良いでしょう。

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