いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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救急救命診療録

 一口に救急医療といっても扱う患者さんは軽い風邪から、心臓や呼吸が止まってしまっている重篤な人まで、さまざまです。また、多数の患者さんを一つの医療施設ですべて診るのは、現実には不可能です。
そこで現在救急医療は、患者さんの重症度、緊急度に応じて、一次救急、二次救急、三次救急に分けられており、受け入れ病院も効率よく救急医療を提供できるように分業体制をとっています。
一次救急とは、軽い発熱や小さなけがなど、外来診療が可能な急患を対象としており、休日夜間急病診療所などで対応しています。
二次救急とは、虫垂炎や骨折など、入院、場合によっては手術が必要となる、中等症の急患が対象で、いわき市の場合、十七の病院群で輪番対応しています。
三次救急とは、脳出血や大きなけが、一次・二次医療施設から転送されてくる最重症の急患を対象とし、救命救急センターで主に対応しています。
救急車を要請したとすると、このような分業体制のもと、救急隊は患者さんの容態に応じた医療施設を選定し、搬送先を決めています。

救急車の適正利用とともに、医療機関の分業体制について、市民の皆さんの理解と協力をお願いします。


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