いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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出血に対する応急処置

 けがなどで、血管が傷つけられると出血します。小さなけがであれば、自然止血することが多いのですが、大きなけがでは、出血多量で生命にかかわる状態になることがあります。
 人間の体には、体重の約十三分の一の血液(成人で約五リットル)が存在します。出血のスピードにもよりますが、全血液量の約一五%、成人で約七百五十ミリリットルの血液が失われると、血圧の低下などの重篤な症状が現れてきます。この状態を出血性ショックと呼んでいます。
 さらに出血が続き、全血液量の約四〇%、成人で約二千ミリリットルの血液が失われると、心停止の危険が高まります。体表面からの出血に対する最も基本的な応急止血法は、直接圧迫止血法です。なるべく清潔なガーゼやタオルなどを出血部位に直接当て、強く圧迫して止血します。大量出血は一刻を争う緊急事態です。多くの人が応急処置を身に付けておくことが望まれます。
応急処置の講習会については、最寄りの消防署にお問い合わせください。

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