いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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血尿

Q どんな病気ですか。
 尿に血(赤血球(せっけっきゅう))が混じった状態で、目で見て赤い尿の場合を肉眼的血尿、見た目には赤くないが微量の赤血球が混じって尿潜血が陽性である場合を顕微鏡的血尿といいます。

Q どんな原因がありますか。
 血尿は尿路(腎臓、尿管、膀胱(ぼうこう)、尿道)のどの場所で出血しても起こりえるもので、さまざまな原因があります。主なものを挙げると、糸球体腎炎、腎尿管結石、感染症(腎盂(う)腎炎、膀胱炎)、悪性腫瘍(しゅよう)(腎がん、尿管がん、膀胱がん)などがあります。

Q それぞれの病気にはどんな症状がありますか。
 腎盂腎炎では発熱、膀胱炎では頻尿と排尿時痛を認めます。尿管結石では腰部の激痛を認めます。しかし糸球体腎炎や悪性腫瘍の多くは病状が進行しなければ症状が出ません。そのためこれらの病気は症状が出る前に、健康診断で早期発見する必要があります。

Q 特に注意することはありますか。

 血尿を認めた場合は、症状がなくても専門医(泌尿器科または腎臓内科)を受診するようにしてください。顕微鏡的血尿の多くは原因が不明とされています。しかし顕微鏡的血尿の精密検査で異常のない方のうち、一〜三%の方に三年以内に悪性腫瘍が発見されるとの報告もありますので、できるだけ毎年検診を受けるようにしてください。


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