いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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頭痛について

過去に頭痛を患ったことのない方は、非常にまれなのではないでしょうか。ちょっとした風邪や、二日酔いによる頭痛は、誰しも一度は経験されていることと思います。また、片頭痛持ちの方もいらっしゃるかもしれません。一口に頭痛といっても原因はさまざまです。
救急医療の現場では、多くの頭痛を主訴とする患者さんが来院します。病院ではその中でも急を要しかつ命にかかわる病気を見逃さないように注意を払いながら観察していきます。危険な頭痛でなおかつ頻度的にも多いのは、なんといってもくも膜下出血で、多くは脳に栄養を送っている血管に動脈瘤(りゅう)というこぶができ、ある時これが破裂して発症します。突然バットで殴られたような痛みが特徴的です。診断は、ほとんどの場合頭部のCT検査で分かります。診断がつき次第血圧を下げるなどの処置を行いながら、動脈瘤のある場所を探していきます。治療は、再び出血することのないよう動脈瘤にクリップをかける手術が主に行われています。
突然起こった頭痛、今まで経験したことのない頭痛は軽く考えず、速やかに脳外科を受診する、または救急車の要請も考慮に入れた対応が必要です。

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