いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

健康情報メニューへ

食前に飲む薬、食間に飲む薬

 病気の治療には、食事療法や運動療法といった薬を使わない治療もありますが、やはり中心になるのは薬による治療(薬物療法)です。
 以前から、薬は一日三回、毎食後の服用が一般的で、ほとんどの薬が食後に飲むように指定されています。
 しかし一部の薬で、食前に飲むように指示されている場合があります。糖尿病の薬や、高脂血症の薬、漢方薬などに多いのですが、これらの薬は指定通り必ず食前に服用することが必要です。食前に飲む薬を誤って食後に飲んだ場合、薬としての効果が十分発揮できないばかりか、場合によっては他の薬の作用を妨害してしまうことさえあります。
 また、食間服用としている薬もあります。食間とは食事と食事の間、たとえば朝食と昼食の間のことです。食事をしている最中に飲むという意味ではありません。「食べている途中で薬を飲んで、また食べる」と勘違いされている方もいますが、間違えないようにしてください。
 これ以外にも、朝起きたらすぐ飲む薬、寝る前に飲む薬、一定時間置きに飲む薬、頓服(とんぷく)といって症状に応じてその時だけ飲む薬などがあります。
 皆さんも、自分が服用している薬の飲み方をもう一度確認してみましょう。

健康情報メニューへ