いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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腰椎椎間板ヘルニア

Q どんな病気ですか。
A 腰の骨は五つの腰椎骨と一つの仙骨、そしてそれぞれ間に椎間板というアンパンのようなクッションが入っています。  そのパンの部分の線維(せんい)輪(りん)が破れて、中の髄核という粘性のアンコが飛び出して後方にある神経を圧迫して起こります。腰の痛みや脚のしびれ、時にはまひを起こします。

Q 治療はどうするのですか。
A 痛いときには安静が第一です。 楽な姿勢で横になっているのがよいでしょう。コルセットをするのもよいと思います。  次は炎症を抑える薬を服用します。薬が効かないときには仙骨ブロックや腰部硬膜外ブロックなどの注射を行います。

Q ヘルニアを放っておくとどうなりますか。
A 95%の方は自然に治ります。以前はヘルニアは引っ込まないと考えられていました。 しかし、近年磁石で撮影するMRIができて、脱出したヘルニアが自然に吸収されてなくなることが証明されました。まれには、排尿障害や筋肉のまひなどの後遺症を残してしまうこともあります。そのときには手遅れにならないうちに、神経を圧迫しているヘルニアを取り除く手術が必要です。 手術は脊椎手術の中では簡単なものの一つです。


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