いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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子宮頚管ポリープと子宮内膜ポリープ

 生理以外の出血がある、生理の前から出血が続く、おりものに血液が混じる、性交後に出血がある−こんな場合、子宮 頚管(けいかん)ポリープを疑います。子宮頚管は子宮から膣につながる管で、腺細胞で被われ、所々に頚管腺があり、粘液を分泌します。この腺が多いと頚管内から出てくることがあり、頚管ポリープとなります。茎が長く伸び、先端が膣に降りてくると、膣内の細菌に感染して炎症を起こし、不正出血を伴います。ポリープは米粒から大豆程度で、多くは良性です。  子宮内のポリープを子宮内膜ポリープといい、原因は子宮内膜の過剰増殖です。女性ホルモンのエストロゲンが多すぎたり、子宮内膜がエストロゲンに過剰に反応したりして、子宮内膜が異常に増殖しポリープになります。子宮内膜ポリープは、頚管ポリープに比べて不正出血は少なく、生理の量が少し多い程度で、症状がない場合もあります。ただし、子宮体ガンと似た形状ですから、両者の区別が必要です。  治療は、ポリープ切除、根元が太いポリープは止血操作が必要です。子宮内膜ポリープでは子宮鏡による摘出手術が行われます。切除したポリープは病理検査で良性か否かを確かめます。

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