いわき市医師会からの健康情報(広報いわきに掲載されたものです。)

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在宅医療での栄養摂取について

脳卒中などの疾患により、食物や水分を飲み込むことが困難になり、誤って気管へ入ってしまうことがあります。これに対しては適切な嚥下(えんげ)訓練、口腔(こうくう)ケア、口腔リハビリテーションを行い、できるだけ機能の改善を図る必要があります。  どうしても食事ができないときは、食べ物が口腔内でばらばらにならないように、食べ物や栄養剤にとろみをつけたり、ゼリー状にしたりします。  それでも食事が摂取できないときなどには、鼻から胃に細い管(経鼻胃管)を入れて栄養剤を注入する方法や、上腹部に胃に直接つながる穴(胃瘻(いろう))を作って栄養剤を注入する方法がとられることがあります。  一般の方は、食事ができないというと点滴を考えると思いますが、通常の腕などから行う点滴では、十分な栄養を投与することはできません。高カロリーの輸液を行う方法として中心静脈栄養(CV)がありますが、経鼻胃管や胃瘻が使えないときに選択されます。  栄養の摂取は、在宅医療において最も重要な問題の1つです。どのような方法をとるかは、担当医から十分な説明を受けて、本人の希望を踏まえて決定する必要があります。

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