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会長からのご挨拶
  新年、おめでとうございます。

 昨年10月の台風19号等水害に際して、医師会は翌日からJMATいわき活動を立ち上げ、被害の状況把握が難しい中、薬剤師会と連携して初期対応を行い、保健福祉部や関係機関の方々と協働して継続的な対応を行うことができました。
 11月10日避難所から市内の病院に搬送された方がその後亡くなられました。避難所での対応について検討し、保健師が対応を強め必要に応じ医師会が協力することを話し合ってまいりました。
 今後も避難所および被災家屋の二階で不自由な生活を強いられている方々への支援を継続するとともに、今回の対応を教訓にして今後の災害への対応策を十分に検討する予定です。

 医師会活動としては「医師同士の連携」「医師と多職種の連携」「住民への啓発活動」を3本柱として取り組んでおります。
 「医師同士の連携」では、勤務医・開業医の顔の見える連携を進めてまいります。昨年来、一次救急として休日夜間急病診療所・在宅当番医制へ、より多くの医師が関わることについて取り組みを進めています。
 今年からは、医療センターや他の病院が十分力を発揮できるよう「かかりつけ医の対応能力向上」に力を入れてまいります。また、人生最終盤の医療介護について本人・家族・医師・看護師・ケアマネージャーなどが継続的に検討するACP(アドバンスケアプランニング)について取り組んでまいります。
 「医師と多職種の連携」では、今回の台風19号等水害への対応においてスムーズな多職種の結集が実現しました。日頃の多職種連携が災害対応に直結することを痛感しました。今後も引き続き在宅医療多職種研修会を年2回開催するなど、多職種連携のすそ野を広げながら在宅医療に参加する医師を増やしていきます。
 「住民への啓発活動」では、住民が医療介護について学び、健康管理に努め、最終盤の医療介護について考え、地域包括ケアの地域づくりに関わり、かかりつけ医をもって必要な際に病院へ紹介してもらうよう取り組んでまいります。

 微力ではございますが、いわき市の医療・介護の提供体制を将来にわたり維持・発展させていくことを目標に活動していきたいと存じますので、一層のご理解・ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
会長 木村守和  
会長からのご挨拶