いわき市医師会ではこのような活動をしています。
(平成10年度事業計画からの抜粋)
1.医師会運営
・医師会館及び准看護婦学校の整備充実につとめる。
・准看護婦に係る諸問題と制度の調査検討につとめ、看護婦等の確保対策をはかる。
・地域の保健・医療・福祉の連携につとめ、中核都市への移行に伴う保健所設置及び保健福祉センター開設の推進に関して行政との調整をはかる。また、在宅ネットワーク及び訪問看護ステーションや今後の介護保険についての諸問題の解決につとめる。
2.生涯教育並びに学術振興
・日医の生涯教育制度を推進すると共に、日医認定医の研修につとめ取得促進及び資質の向上をはかる。
・常磐医学会を助成し、学術の振興につとめる。
・学術講演会を開催し、各種小グループ勉強会・各臨床部会を支援する。
・登録医を中心とした病診連携を推進し、病院内体験学習施設における研修等の充実につとめる。
3.地域内保健衛生、医療の向上普及
・医療、保健事業の調査研究に関する市からの受託事業に協力する。
・予防接種及び乳幼児健診の適正かつ円滑な運用を推進するなど、小児保健の充実をはかる。
・いわき市が老人保健法に基づき実施している基本健康診査並びに各種がん検診の推進と精度管理の向上につとめる。
1.喀痰細胞診の判定並びに肺がん検診及び結核検診のフイルムの読影を行い、肺がんの早期発見につとめる。
2.胃がん検診並びに大腸がん検診のフイルム読影を行い、がんの早期発見につとめる。
3.福島県成人病管理指導協議会乳がん部会の乳がん検診従事医師の登録を推進し、検診医の診断技術の向上につとめるなど精度管理に寄与する。
4.基本健康診査の心電図及び眼底写真を判読し、異常所見の発見につとめる。
・コメディカルの関係者と随時意見の交換を行い、保健事業の充実に資する。
・腎疾患の有病率調査を新方式・新基準により再出発させ、疾患の予後管理と重度化を防止する等、適切な処置につとめる。
・福島県救急医療情報システム事業を推進し、救急医療並びに地域医療体制の整備につとめる。
・行政の協力を求め、医療廃棄物の適正な処置の確保につとめる。
・スポーツ協力医組織の充実をはかり、スポーツ医学の普及啓発につとめる。
・病診連携事業を推進し、医療施設の機能分担と地域医師のネットワーク化につとめ、効率的な地域保健医療提供体制の確立に資する。
・いわき地域産業保健センター活動を推進し、産業医部会の協力を得て労働衛生・産業保健の充実につとめる。
・介護保険法施行に向けて介護保険制度の調査検討を行い、保険制度の周知をはかるとともに指導者の養成につとめ、円滑な制度運用に資する。
4.社会保険診療の適正実施
・医療保険制度の周知徹底をはかる。
・診療報酬の改定・制度の変更にあたって、会員への伝達指導を行う。
5.学校保健
・学校医が実施している健康診断等を支援し、児童生徒の健康保持増進につとめる。
・市内小中学校検診の心電図及び貧血検査結果を判読(判定)し、適正な処置につとめる。
・教育委員会及び小中高校の校長・保健担当者と共に学校保健運営委員会の活動を強化するため努力する。
6.福利厚生及び親睦
・会員の表彰並びに各種受賞者に記念品を贈ってお祝いする。
・勤務医と開業医の集いを催し相互の連携をはかり、地域医療の円滑な運営を期する。
・尚歯会を開催し、長老会員の親交をはかる。
・医師会芸術展を開催し、会員及び市民との交流をはかる。
7.広報活動の活発化
・情報の伝達と会員の親睦並びに意識の向上に資するため毎月1回会報を発行する。
・いわき市広報紙に医学に関する記事を提供、休日当番医の情報を告知し市民に対する地域医療の普及啓蒙につとめる。
・いわき市の市民講座を担当し、市民の健康教育に協力する。
・新聞社等と随時意見の交換を行い、医療・保健・福祉における医師会活動の正しい認識をさせるべく情報活動を行う。
・市民公開講座を主催し、市民とともに学び討論する場を作る。
・メディア(FM放送並びにインターネット等)を活用し、事業活動のPRと市民の健康保持増進につとめる。
8.附属准看護婦学校運営の充実
・学校内外の整備に努めるとともにカリキュラムの充実をはかる。